階級と「私たち」のゆくえ ―イギリス映画が照らす連帯の物語/河野真太郎【新刊】

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04/2026 初版 フィルムアート社 
264p

ソフトカバー カバー・帯 付

分断された社会で、「私たち」は成り立つのか?
イギリス映画が描く階級の物語から、新しい連帯のかたちを探る。

階級ではなく格差という言葉が選ばれることの多い日本社会。格差という言葉が選ばれるとき、何が隠蔽されているのか? 「階級先進国」イギリスの映画および文学を読み解いていくことで、格差が隠すもの、そして階級のまだ見ぬ可能性を探る。

ケン・ローチ作品をはじめとするイギリス映画だけでなく、19世紀の古典『大いなる遺産』や作者の死後発表された『モーリス』など、多彩なイギリス文学も扱う。階級についての思考を深めるだけでなく、新しい視点からイギリス映画や文学を楽しむための一冊。

【扱われる主な作品】
『キングスマン』『わたしは、ダニエル・ブレイク』『ジェイン・エア』『大いなる遺産』『リトル・ダンサー』『さらば青春の光』『モーリス』『トレインスポッティング』『ケス』『家族を想うとき』『サンドラの小さな家』『パレードへようこそ』『オールド・オーク』『万引き家族』『あのこは貴族』『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』『ノマドランド』『パブリック 図書館の奇跡』ほか

【目次】
序 章 階級、この厄介なもの
第一章 なぜ「階級」か?
第二章 変化する「階級」
第三章 「成長」と階級―メリトクラシーの二世紀
第四章 「ポスト」メリトクラシーへ―平らな競技場という幻想
第五章 階級からの疎外とユースカルチャーの誕生
第六章 家族が「贅沢品」になるとき
第七章 「家」と助け合いと階級
第八章 ブレグジットと排外主義、労働者階級と反ファシズムの伝統
終 章 「階級」はどこへ行くのか―インターセクショナルな連帯へ

あとがき
初出一覧
参考文献・映像資料
索引

ISBN : 978-4-8459-2309-0

販売価格 2,860円(税260円)
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