映画よさようなら/佐々木敦【新刊】

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12/2022 初版 フィルムアート社 
304p 13×19×2.2

ソフトカバー カバー・帯 付

かつてあったものとはまるきり異なる何ものかへと変貌しつつある映画。
その現在地を指し示すポストメディア時代の映画論集。
ペドロ・コスタ、アピチャッポン・ウィーラセタクン、フレデリック・ワイズマン、セルゲイ・ロズニツァ、濱口竜介、深田晃司、ジャン=リュック・ゴダール・・・・・・
現代映画のトップランナーたちと並走してきた著者が見つめる映画の果て。

【目次】
プロローグ 
さようなら、映画よ

第1部 歴史/映画史
 部屋を流れる奇妙な音 ―ペドロ・コスタ論
 科学と神秘 ―アピチャッポン・ウィーラセタクンの『MEMORIA メモリア』
 リアリズムの内破 ―伝説前夜のタル・ベーラ
 ヴィム・ヴェンダースの修行時代 ―ある映画監督のまわり道
 ロマネスクの起動 ―劇映画作家としての伊藤高志
 映画は存在しない ―マルグリット・デュラスの映画論

第2部 受容/メディア
 「観察」の条件 ―フレデリック・ワイズマンと香港ドキュメンタリー映画工作者を例に
 「事実」の復元、「時間」の修復 ―セルゲイ・ロズニツァの「群衆」シリーズ
 フェイク・ドキュメンタリーの擬態(フェイク)―セルゲイ・ロズニツァの「劇映画」
 「事実」の「物語」化について ―『バビ・ヤール』とセルゲイ・ロズニツァというフィルター
 「手紙の時代」の映画 ―トーマス・ハイゼと百年の厚み
 映画としての人生、人生としての映画 ―原將人と「ホームムービー」
 鏡の中の闇、闇の中の鏡 ―奥原浩志小論
 「本の未来」のための新たな寓話 ―吉田大八『騙し絵の牙』
 時間の「背」を捉えるために ―吉増剛造×空間現代×七里圭
 ふりだしに戻る/TIME AND AGAIN ―『ゴジラ S.P』の円城塔論

第3部 倫理/ポリティカル・コレクトネス
 親密さ、とは何か? あるいは距離について ―濱口竜介の青春期
 言語の習得と運転の習熟 ―『ドライブ・マイ・カー』論
 神と人との間 ―『偶然と想像』論
 スパイの妻と、その夫 ―黒沢清vs濱口竜介・野原位
 第三の「非/当事者」性にむかって ―『二重のまち/交代地のうたを編む』論
 ありそうでなさそうな/なさそうでありそうな話 ―今泉力哉の「リアリティのライン」
 ふたつの『星の子』、映画と小説 ―見える映画と見えない小説
 ヒューマニズムについて ―実験劇映画作家としての深田晃司

エピローグ 
JLGRIP

あとがき


ISBN : 978-4-8459-2143-0

販売価格 2,860円(税260円)
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