他なる映画と2/濱口竜介 【新刊】

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07/2024 初版第1刷 インスクリプト 
384p 13.3×19.5×2.3

ソフトカバー カバー・帯 付

カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの世界三大映画祭を制覇し、米国アカデミー賞国際長編映画賞にも輝いた、世界が注目する映画監督・濱口竜介による映画論を、全2冊に集成。
2巻目は「映画批評」篇として、映画をつくりながら折々に発表してきた作品レビューや映画をめぐる論考・エッセーにくわえ、日本語未発表原稿や書き下ろし2篇(7万字に及ぶブレッソン『シネマトグラフ覚書』論ほか)も収録。

自分が文章を書くことでしようとしていたこと、それは、その作品なり作家なりの生産原理を摑むことだった。文章によって、その原理の核心を鷲摑みにすること。せめて尻尾だけでも摑んで離さないこと。―「あとがき」より

【目次】
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あるかなきか─相米慎二の問い
映画におけるISAウィルス問題に関する研究報告
ロメールと「死」にまつわる7章
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『東京物語』の原節子
アンパン―『麦秋』の杉村春子
理想的な映像―『海とお月さまたち』の漁師さん
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永遠のダンス、引力と斥力の間で―エリック・ロメール『我が至上の愛 アストレとセラドン』
「結婚」というフィクション―ジョナサン・デミ『レイチェルの結婚』
ただショットだけが―小津安二郎『鏡獅子』
too late, too early―ジョン・カサヴェテス『トゥー・レイト・ブルース』
力の前で―マノエル・ド・オリヴェイラ『家族の灯り』
ある演技の記録―ユベール・クナップ、アンドレ・S・ラバルト『ジョン・カサヴェテス』
〈世界〉を鍛造した男 あらゆる忘却と想起のために―エドワード・ヤン『牯嶺街少年殺人事件』
もぞもぞする映画(のために)―ティエリー・フレモー『リュミエール!』
曖昧さの絶対的な勝利―クリント・イーストウッド『15時17分、パリ行き』
身体をまさぐる―ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』
どうやって、それを見せてもらうのか―ペドロ・コスタ『ヴィタリナ』
かわいい人―ギヨーム・ブラック『女っ気なし』
愛の映画―レオス・カラックス『ポンヌフの恋人』
The Art of Preparation―三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』
希望は反復する―『エドワード・ヤンの恋愛時代』
ためらいの技術―小森はるか監督特集に寄せて
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手紙についての手紙
彼方への手紙―瀬田なつき『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』公開に寄せて
共に生きること―梅本洋一さんの言葉
あの街、この街―柴崎友香、相米慎二
三宅唱監督への10の公開質問―『きみの鳥はうたえる』をめぐって
遭遇と動揺―あるいは、蓮實重彦の「聞く視線」
曖昧な映画の書き手―アンドレ・バザンと俳優の声
聞くことが声をつくる―小野和子『あいたくて ききたくて 旅にでる』に寄せて
物語りについて
孤独が無数に、明瞭に
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ある覚書についての覚書―ロベール・ブレッソンの方法

あとがき
索引


ISBN : 978-4-86784-007-8

販売価格 2,750円(税250円)
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